東京都江東区の臨海部を中心に、中央区、港区、渋谷区などでバトントワリングの活動をする有名なバトンクラブが「さくらバトンクラブ」である。公式サイトによれば、2016年設立とのことだが、生徒数は姉妹校の宮城を含めて120名以上を超えている(2025年2月現在)。
なぜ、少子化の中、マイナー競技とも呼べるバトントワリングに魅力を感じるのか、さくらバトンクラブに人が集まるのか、代表指導者の簾田武志(ミスターたけし)先生に聞いてみた。
「さくらバトンクラブの目的は『イベント出演を通して人を笑顔にし、人を幸せにする!』そんなパフォーマンスを目指して生徒を育てております。そんな中、バトン技術のレベルも必要という理由で一般社団法人日本バトン協会主催の大会やコンテストにも出場。勝利至上主義が第一目的ではなく、まずは、地元の地域をバトン盛り上げる手段としてバトントワリングを活用している」とのこと。
時代が急激に変化する中、経営者にも学ぶべき点があるかと思う。